「職員と入居者が一緒に食事の準備」
 介護の道に進むきっかけは、しいて言えばおじいちゃんおばあちゃん子だったからかもしれません。学生時代に介護福祉士の資格を取得し、卒業後は名取市にあるグループホームに就職しました。
 グループホームは介護の他に、職員が入居者さんと一緒に朝・昼・晩と食事を作るという業務があるので、最初の頃は戸惑いましたね。その後、現在勤めている法人のグループホームに勤め、隣接するこの特別養護老人ホームに異動し、今に至ります。
「入居者10人程度を7人のスタッフが支援」
 今の仕事は、現場での介護業務です。この施設では、入居者を10人程度の少人数グループに分けて、同一メンバーで生活し、固定のスタッフがケアにあたるユニットケアを取り入れています。
 全部で50床あって1階2階をそれぞれ3ユニットに分け、1ユニット7名の介護職員が交代で勤務しています。施設には90歳代の方が結構いらっしゃり、私のユニットの最高齢の方は98歳。101歳で自分で歩いている方もいます。みなさん元気ですね。
「ご家族の喜ぶ顔を体験」
 看取りをさせていただいた入居者さんのことは皆さん心に残っているのですが、特に印象深かったのが、ターミナルケアをしていた方です。比較的元気な頃から家にずっと帰りたがっていたので、どうにかその願いを叶えたいと考え、ご家族と相談し、生活相談員、看護師など多職種でいろいろ検討し、酸素吸入器をつけた状態ではあったのですが、一時帰宅が実現しました。
 その時には意識もおぼろげになってしまっていたのですが、家に着いたら「ここは俺の家だ」と言って仏壇に手を合わせられて。その後、施設で亡くなられたのですが、ご家族にとても喜んでいただいて、本当に良かったなと、心から思った出来事でした。
「お年寄りに対する敬う心と礼儀を大事にして...」
施設にはいろいろな方が入居されるので、スムーズに信頼関係を築ける人もいればそうではない人もいます。質問されるのが嫌な人には静かに寄り添うなど、入居者の方々の性格や状況をみながら接するようにしています。でも、どんな方に対しても共通して心がけているのは、挨拶と自己紹介をしっかりすること、そして敬う心です。大学の学びの中で仕事に活かされていることは、腰を痛めないための介護技術や介護に対する考え方などさまざまあります。でもその中で特に役に立っているのが、お年寄りに対する礼儀です。入居者の方々はみなさん人生の大先輩です。信頼関係が築かれれば多少親しみのある言葉遣いにはなりますが、常に敬いながら接するということを、これからも心がけていきたいと思っています。
「入居者と職員が一緒に食事の準備」
 介護の道に進むきっかけは、しいて言えばおじいちゃんおばあちゃん子だったからかもしれません。学生時代に介護福祉士の資格を取得し、卒業後は名取市にあるグループホームに就職しました。
 グループホームは介護の他に、職員が入居者さんと一緒に朝・昼・晩と食事を作るという業務があるので、最初の頃は戸惑いましたね。その後、現在勤めている法人のグループホームに勤め、隣接するこの特別養護老人ホームに異動し、今に至ります。
「入居者10人程度を7人のスタッフが支援」
 今の仕事は、現場での介護業務です。この施設では、入居者を10人程度の少人数グループに分けて、同一メンバーで生活し、固定のスタッフがケアにあたるユニットケアを取り入れています。
 全部で50床あって1階2階をそれぞれ3ユニットに分け、1ユニット7名の介護職員が交代で勤務しています。施設には90歳代の方が結構いらっしゃり、私のユニットの最高齢の方は98歳。101歳で自分で歩いている方もいます。みなさん元気ですね。
「ご家族の喜ぶ顔を体験」
 看取りをさせていただいた入居者さんのことは皆さん心に残っているのですが、特に印象深かったのが、ターミナルケアをしていた方です。比較的元気な頃から家にずっと帰りたがっていたので、どうにかその願いを叶えたいと考え、ご家族と相談し、生活相談員、看護師など多職種でいろいろ検討し、酸素吸入器をつけた状態ではあったのですが、一時帰宅が実現しました。
 その時には意識もおぼろげになってしまっていたのですが、家に着いたら「ここは俺の家だ」と言って仏壇に手を合わせられていました。その後、施設で亡くなられたのですが、ご家族にとても喜んでいただいて、本当に良かったなと、心から思った出来事でした。
「お年寄りに対する敬う心と礼儀を大事にして...」
 施設にはいろいろな方が入居されるので、スムーズに信頼関係を築ける人もいればそうではない人もいます。質問されるのが嫌な人には静かに寄り添うなど、入居者の方々の性格や状況をみながら接するようにしています。でも、どんな方に対しても共通して心がけているのは、挨拶と自己紹介をしっかりすること、そして敬う心です。
 大学の学びの中で仕事に活かされていることは、腰を痛めないための介護技術や介護に対する考え方などさまざまあります。でもその中で特に役に立っているのが、お年寄りに対する礼儀です。
 入居者の方々はみなさん人生の大先輩です。信頼関係が築かれれば多少親しみのある言葉遣いにはなりますが、常に敬いながら接するということを、これからも心がけていきたいと思っています。
「入居者と職員が一緒に食事の準備」
 介護の道に進むきっかけは、しいて言えばおじいちゃんおばあちゃん子だったからかもしれません。学生時代に介護福祉士の資格を取得し、卒業後は名取市にあるグループホームに就職しました。
 グループホームは介護の他に、職員が入居者さんと一緒に朝・昼・晩と食事を作るという業務があるので、最初の頃は戸惑いましたね。その後、現在勤めている法人のグループホームに勤め、隣接するこの特別養護老人ホームに異動し、今に至ります。
「入居者10人程度を7人のスタッフが支援」
 今の仕事は、現場での介護業務です。この施設では、入居者を10人程度の少人数グループに分けて、同一メンバーで生活し、固定のスタッフがケアにあたるユニットケアを取り入れています。
 全部で50床あって1階2階をそれぞれ3ユニットに分け、1ユニット7名の介護職員が交代で勤務しています。施設には90歳代の方が結構いらっしゃり、私のユニットの最高齢の方は98歳。101歳で自分で歩いている方もいます。みなさん元気ですね。
「ご家族の喜ぶ顔を体験」
 看取りをさせていただいた入居者さんのことは皆さん心に残っているのですが、特に印象深かったのが、ターミナルケアをしていた方です。比較的元気な頃から家にずっと帰りたがっていたので、どうにかその願いを叶えたいと考え、ご家族と相談し、生活相談員、看護師など多職種でいろいろ検討し、酸素吸入器をつけた状態ではあったのですが、一時帰宅が実現しました。
 その時には意識もおぼろげになってしまっていたのですが、家に着いたら「ここは俺の家だ」と言って仏壇に手を合わせられていました。その後、施設で亡くなられたのですが、ご家族にとても喜んでいただいて、本当に良かったなと、心から思った出来事でした。
「お年寄りに対する敬う心と礼儀を大事にして...」
 施設にはいろいろな方が入居されるので、スムーズに信頼関係を築ける人もいればそうではない人もいます。質問されるのが嫌な人には静かに寄り添うなど、入居者の方々の性格や状況をみながら接するようにしています。でも、どんな方に対しても共通して心がけているのは、挨拶と自己紹介をしっかりすること、そして敬う心です。
 大学の学びの中で仕事に活かされていることは、腰を痛めないための介護技術や介護に対する考え方などさまざまあります。でもその中で特に役に立っているのが、お年寄りに対する礼儀です。
 入居者の方々はみなさん人生の大先輩です。信頼関係が築かれれば多少親しみのある言葉遣いにはなりますが、常に敬いながら接するということを、これからも心がけていきたいと思っています。
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