介護福祉士は、体力的にも精神的にもきつい割には給与が低いとのイメージがあります。実際は、2015年から2017年まで厚生労働省の賃金構造基本統計調査に基づく、福祉施設介護員、ケアマネージャー、ホームヘルパーの賞与を含んだ平均年収は、次のとおりです。
他業種の平均年収に比べると待遇が良いとは言えませんが、介護福祉士の収入は改善されてきています。これらの数値は介護福祉士の低年齢化や在職期間の短期化も影響しており、医療法人などに10年以上勤務している介護福祉士は、平均より高い収入を得ている人もいます。
また、キャリアアップとして介護支援専門員(ケアマネージャー)の業務に従事した場合は、平均年収も大幅に上がっております。
なお、国の政策もあり、今後も待遇は改善されて行く可能性はあります。
『2019年10月、勤続10年の介護福祉士は賃上げが決定︕︕』政府や約1,000億円規模の財源を投入し、勤続10年以上の介護福祉士に平均して月額8万円相当の賃上げを行うことと閣議決定しました。(2017年12月)
2017年 2016年 2015年
福祉施設介護職員 493.3千円 485.3千円 479.0千円
ホームヘルパー 297.6千円 306.6千円 341.9千円
ケアマネージャー 591.2千円 567.6千円 341.9千円
※「厚生労働省;賃金構造基本統計調査」から掲出
また2015年12月から、介護福祉士の上位資格として「認定介護福祉士」の認証・認定が始まりました。
認定介護福祉士は、介護福祉士のリーダー的存在として位置づけられているため、取得すればキャリアアップにもなります。
キャリアアップの可能性
【認定介護福祉士】
居住・施設系サービスを問わず、多様な利用者・生活環境、サービス提供形態等に対応して、より質の高い
介護実践や介護サービスマネジメント、介護と医療の連携強化、地域包括ケア等に対応するための考え方や知識、技術等を認定介護福祉士養成研修で修得した介護福祉士のことです。
これまでの経験と修得した幅広い知識等を活用し、利用者、職場、他専門職、地域など、幅広く『かかわる』『支援する』使命を担っています。
【介護支援専門員(ケアマネージャー)】
「介護保険法」に規定された専門職で、居宅介護支援事業所や介護保険施設に必置とされている
職種で、一般にケアマネジャー(略してケアマネ)とも呼ばれています。
福祉施設等で介護サービス計画(ケアプラン)の立案を行い、在宅や施設で生活している方々の相談に応じ、介護サービスの利用調整や関係者間の連絡などをすることで、利用者の心身の状況にあわせて自立した日常生活を営むことができるよう支援をしています。
介護福祉士、社会福祉士、精神保健福祉士等を取得し、5年以上の実務経験が必要で、その後、「介護支援専門員実務研修受講試験」に合格し、「介護支援専門員実務研修」を受講したうえで、レポートを提出する必要があります。
【生活相談員】
資格名称ではなく、職種の一つで、ソーシャルワーカーとも呼ばれる職種です。福祉施設の利用者の受入れに必要な、説明、契約、手続き、関連機関との連絡調整、介護職員や様々な専門スタッフとの調整などの業務を行います。
社会福祉士、精神保健福祉士又は社会福祉主事任用資格(左記以外も都道府県おいて資格認定あり)の資格を保有していることが条件となります。
【施設長】
福祉施設により、呼び名が変わりますが、施設や事業所のトップで全体を統括しマネジメントするのが「施設長」です。
特に、資格等があるわけではないが、現場での介護の知識やスキルがないと適切なマネジメントがしにくいため、介護福祉士が就任することがあります。
介護福祉士は、体力的にも精神的にもきつい割には給与が低いとのイメージがあります。実際は、2015年から2017年まで厚生労働省の賃金構造基本統計調査に基づく、福祉施設介護員、ケアマネージャー、ホームヘルパーの賞与を含んだ平均年収は、次のとおりです。
他業種の平均年収に比べると待遇が良いとは言えませんが、介護福祉士の収入は改善されてきています。これらの数値は介護福祉士の低年齢化や在職期間の短期化も影響しており、医療法人などに10年以上勤務している介護福祉士は、平均より高い収入を得ている人もいます。
また、キャリアアップとして介護支援専門員(ケアマネージャー)の業務に従事した場合は、平均年収も大幅に上がっております。
なお、国の政策もあり、今後も待遇は改善されて行く可能性はあります。
『2019年10月、勤続10年の介護福祉士は賃上げが決定︕︕』政府や約1,000億円規模の財源を投入し、勤続10年以上の介護福祉士に平均して月額8万円相当の賃上げを行うことと閣議決定しました。(2017年12月)
また2015年12月から、介護福祉士の上位資格として「認定介護福祉士」の認証・認定が始まりました。
認定介護福祉士は、介護福祉士のリーダー的存在として位置づけられているため、取得すればキャリアアップにもなります。
キャリアアップの可能性
【認定介護福祉士】
居住・施設系サービスを問わず、多様な利用者・生活環境、サービス提供形態等に対応して、より質の高い
介護実践や介護サービスマネジメント、介護と医療の連携強化、地域包括ケア等に対応するための考え方や知識、技術等を認定介護福祉士養成研修で修得した介護福祉士のことです。
これまでの経験と修得した幅広い知識等を活用し、利用者、職場、他専門職、地域など、幅広く『かかわる』『支援する』使命を担っています。
【介護支援専門員(ケアマネージャー)】
「介護保険法」に規定された専門職で、居宅介護支援事業所や介護保険施設に必置とされている
職種で、一般にケアマネジャー(略してケアマネ)とも呼ばれています。
福祉施設等で介護サービス計画(ケアプラン)の立案を行い、在宅や施設で生活している方々の相談に応じ、介護サービスの利用調整や関係者間の連絡などをすることで、利用者の心身の状況にあわせて自立した日常生活を営むことができるよう支援をしています。
介護福祉士、社会福祉士、精神保健福祉士等を取得し、5年以上の実務経験が必要で、その後、「介護支援専門員実務研修受講試験」に合格し、「介護支援専門員実務研修」を受講したうえで、レポートを提出する必要があります。
【生活相談員】
資格名称ではなく、職種の一つで、ソーシャルワーカーとも呼ばれる職種です。福祉施設の利用者の受入れに必要な、説明、契約、手続き、関連機関との連絡調整、介護職員や様々な専門スタッフとの調整などの業務を行います。
社会福祉士、精神保健福祉士又は社会福祉主事任用資格(左記以外も都道府県おいて資格認定あり)の資格を保有していることが条件となります。
【施設長】
福祉施設により、呼び名が変わりますが、施設や事業所のトップで全体を統括しマネジメントするのが「施設長」です。
特に、資格等があるわけではないが、現場での介護の知識やスキルがないと適切なマネジメントがしにくいため、介護福祉士が就任することがあります。